副知事との懇談
2月9日(金)の午前、宮地副知事との懇談会を開催しました。参加者は、宮地副知事、くらし安全安心課森脇課長、立岡総括参事、松本副参事と県生協連は近藤会長、平田副会長、武部副会長、谷副会長を始め理事など計8名が参加しました。
生協から、県生協連の現況や地域社会づくりの活動、ヘルスチャレンジの健康局長優良賞受賞、各生協の地域社会づくりへの参加における特徴的な事業や取り組みについて、また、全国的に高まる生協への期待や評価と岡山県で進められている自治体との連携や買い物弱者対応などについて報告しました。
副知事から、過疎化・高齢化の進む集落での買い物支援など生活に必要な機能維持への生協の役割発揮に対する期待、子ども食堂の実施状況、健康寿命を延ばす取り組みが重要なことなどについて意見や質問を頂き、生協からの説明や報告を行いました。また、県では人口減少問題に対して、出生率を上げることを課題化していることや高い未婚率に対して結婚支援の取り組みを進めていることなどの説明があり、今進めることが、10年後、20年後を大きく左右するとの視点で取り組みを進めていると話されました。生協に対する理解を広げるとともに岡山県が抱える課題や取り組みを認識できる場となりました。
県行政との懇談
午後からは、県行政との懇談会を開催しました。 岡山県からは、副知事懇談に参加したくらし安全安心課の3名に加え、長寿社会課の高原総括参事と健康推進課の竹ノ内総括参事が参加しました。県生協連からは、副知事懇談参加者に2名の理事が加わり計10名が参加しました。
森脇課長から、午前中の懇談で生協が行っている様々な取り組みや活動を改めて知ることができたとの挨拶が行なわれ、県生協連からは開催のお礼と共通の願いに向けて、協働の取り組みを進めたいとの挨拶の後、懇談に入りました。最初に森脇課長から県生協連が10月下旬に提出した「県への要望書」に対する回答が行なわれ、その後懇談を行いました。
懇談では、子どもの生活実態調査の評価や子どもの未来応援ネットワーク会議の構成、買い物弱者や配食への対応など増える自治体の生協への要望に対して、迅速な県との協議で実現させていくことなど今後の対応、ヘルスチャレンジへの県の支援、自治体での生協への理解不足に対する対応、学校の保健職員とのつながり、地産地消と県内農家の継続育成を一緒に進めていくこと、地域包括ケアシステムに関しての生協の関わりや生活支援サービス、消費者被害の状況、おかやま縁むすびネットの成果と課題、福祉目的事業での員外利用、知事へのヒバクシャ国際署名、災害対策への協力などについて意見交換を行うことができました。様々なテーマについて、今後に向けて留意すべきことや大事にしていく点などを共有することのできる場となりました。
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