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諸団体とともに

岡山県消団連のとりくみ

●第36回岡山県消費者大会開催!

講演:「今の世の中のおかしなこと・・・、憲法の視点から見てみると・・・−日本国憲法こそ希望−」

 10月31日(火)、第36回岡山県消費者大会がオルガホール(岡山市北区)、会員団体サテライト会場、YouTubeライブ視聴で開催され、15団体、計100人余りが参加しました。岡山県消団連 近藤幸夫代表幹事の開会挨拶後、JA岡山県女性組織協議会 永禮 多紀江さんが進行されました。

 記念講演「今の世の中のおかしなこと・・・、憲法の視点から見てみると・・・−日本国憲法こそ希望−」では、八王子合同法律事務所弁護士白神優理子さんが、先の大戦の悲惨な実態や、国民皆が戦争に加担してしまうことになったことに触れ、あらゆる人権が奪われた先にあるのが戦争であり、その戦争を「徹底的に」否定し、人間の命・尊厳に最高の価値を置いたのが日本国憲法であることをまず押さえました。日本国憲法で根幹をなすのは13条「生命・自由・幸福追求の権利」であること、憲法の理念を実現させる義務を負うのは、政治家、公務員、天皇であり、国民は国を縛る側であるという立憲主義が「一切の例外なく」徹底されていること、平和で人権が生かされたあるべき国を示したものであることなどを、熱意を込めて話されました。参加者からは「テンポ良く聴き取りやすくわかりやすい言葉でお話しくださりありがたかった、憲法の大切さがよく分かった」など好評でした。

団体活動報告:3つの構成団体から活動報告がされました。

JA女性協 河内さん おかやまコープ 萩原さん 母親連絡会 林さん、中島さん、竹内さん

 JA岡山県女性組織協議会から「地域と暮らしを守る私たちの取組み」として各地域での幅広い活動を紹介、生活協同組合おかやまコープからは「コロナ禍を超え、あらためて「たべること」「おしゃべりすること」の楽しさを実感しよう!」として対面での試食学習会の取り組み再開の報告、岡山県母親連絡会からは「母親運動のはじまりと今」として、全国、岡山県での母親運動の歩みと現状が報告され、それぞれの団体から活動に生かしたいとの声がありました。

●岡山県消費者団体連絡協議会

2023年度消費者月間講演会開催!

おしえて、阿南さん!かしこい消費者になるために

 6月3日(土)、2023年度消費者月間講演会がオルガホール、YouTubeライブで開催され、約70人が参加しました。消費者ネットおかやま 河田英正理事長の開会挨拶後、岡山県消団連幹事 岡山医療生協 安延京子さんの司会で進みました。

 はじめに岡山県消費生活センター 芦田英厚所長より、昨年度、化粧品に関する消費生活相談が増加、困ったら消費生活センターに相談してとの報告がありました。また、消費者ネットおかやま 検討委員会 片岡靖隆弁護士より、事業者への差止請求訴訟で勝訴判決を得たとの報告がありました。

 (一社)消費者市民社会をつくる会 代表理事 阿南久さんによる講演では、「消費者市民社会の実現をめざして!〜“人のつながり”がよりよい社会をつくる!〜」と題して、コロナが加速した社会の変化のSDGs報告や、日本のジェンダー平等の現実、少子化・人口減少・くらしのデジタル化による消費者相談状況等、多岐にわたる分野で数値を用いた分かりやすい説明があり、地域コミュニティーの分断や人々の孤立と孤独が進む中で、私たちにできることとして地域の見守りやつながりづくり、消費者として団結し連帯することの大切さを熱くお話しいただきました。「いま困っていることを話せる場をつくると、つながりが増えます。各団体の力をあわせて、もっと心を開いて交流し、学び、行動しましょう。まずは、自身が手をつなぐことです。」と呼びかけられました。

 阿南さんと会場参加者との質疑応答も和やかに行われ、参加者からは「お互いの顔が見えるネットワークづくりや日常的にできる消費行動について学び、行動をすすめたい」「消費者の5つの責任(消費者憲章)を、新たな概念として受け入れました。“権利”が当たり前に使われてきたが、“責任”に驚き、同時に消費者の社会の立場が変化してきていることに気づきました」「世代間のつながりや、いっしょに学ぶ、いっしょに企画できると良いと思った」など、阿南さんのお人柄が魅力的という感想や、前向きに自身にできることをやっていきたいという声が複数寄せられました。

 阿南さんは、大雨の影響で岡山に来られませんでした。前日に東京を出発したものの、熱海でストップ、一晩中列車で過ごされた上に、当日も新幹線は運休となりました。大変な思いをされたにもかかわらず、急遽オンラインでご講演いただきました。感謝申し上げます。

●第35回岡山県消費者大会開催!

知っておきたい!最新の消費者トラブルとインターネットの落とし穴〜かしこい消費者になるために〜

 10月10日(月・祝)、第35回岡山県消費者大会がオルガホール、コープ総社東会場、YouTubeライブ視聴で開催され、12団体、89人が参加しました。岡山県消団連 近藤幸夫代表幹事の開会挨拶後、倉敷医療生協 筒井直子さんが進行されました。

 はじめに岡山県県民生活部くらし安全安心課 松田隆志総括参事より、成年年齢引き下げで懸念されるトラブルや県内消費者被害の状況報告があり、「消費者ホットライン188」への相談、身近な高齢者の見守りについて呼びかけがありました。

 記念講演「知っておきたい!最新の消費者トラブルとインターネットの落とし穴」では、一般社団法人ECネットワーク理事 原田由里さんより、多くの消費者トラブル事例と対処方法の紹介や、「情報、広告・勧誘・サイトを見分けるセンスを磨き、すぐに行動せず客観視して考える癖をつけることが大切。被害防止には積極的な情報収集が必要」、「知らないうちに被害者にも加害者にもなりうる」といったお話がありました。参加者からは「ネットの情報を全て嘘か本当か見極めるのは不可能。だからこそ知識を得て日々努力することが大事、改めてこうした学ぶ場の大切さを実感した」「未成年から高齢者まで簡単にトラブルに巻き込まれる怖さを知ることができた」等、くらしの中で役立てたいという声が複数寄せられました。

 岡山県労働者福祉協議会、岡山県青年団協議会、岡山医療生活協同組合による活動報告には、「たくさんのチャレンジやがんばりが、普段の励みになる」「各団体の得意分野を生かしてつながり、地域の交流の場作りができると良い」等の感想が寄せられました。

 最後に、岡山県母親連絡会の林綾子さんより、第35回岡山県消費者大会宣言が提案され、拍手で確認、採択されました。

岡山医療生協公式チャンネル 『やわらか蒲鉾 日の出』

https://www.youtube.com/watch?v=I5yTVysoqEE

 

●2021年度「消費者月間講演会」を開催 !

 3月26日(土)、2021年度年度消費者月間講演会が「成年年齢引き下げで何が変わるの?〜若者の消費者被害防止のためにできること〜」をテーマに開催されました。新型コロナウイルスの感染拡大で、6月から3月に延期し、オルガホールと倉敷サテライト会場、YouTube視聴のハイブリッド形式で開催され、77人(会場参加32、オンライン申込45)が参加しました。

 主催者を代表して消費者ネットおかやま 河田英正理事長より、4月1日に迫った成年年齢引き下げにふれた開会挨拶が行われ、岡山県消団連 金高さおり幹事の司会で進行しました。岡山県消費生活センター 渡邉佳苗所長より、若者のトラブルを中心に県内の消費生活相談の状況報告があり、一人で悩まず誰かに相談したり、消費者ホットライン「188」に電話したりするようにとの呼びかけがありました。消費者ネットおかやまによる、県立岡山南高校との取り組みや動画紹介もありました。

 京都産業大学法学部 坂東俊矢先生(弁護士・消費者支援機構関西常任理事)の講演があり、成年年齢引き下げで18歳・19歳が親の同意なしに自由に契約できるようになり、その契約責任も自分で負うことになること、消費者トラブルに巻き込まれないため一人ひとりにできることなどを学びました。増加が予想される消費者被害を防止するため、教育現場の消費者教育はもちろん、社会全体での体制づくりが必要であること、日頃の人と人とのつながりが大切とのお話がありました。

 参加者との対談では、大人も消費生活への知識が不足しており、分からない時は相談することをいとわないこと、若者を市民社会の一員として迎え入れることができる社会について考えることが大切、また若者の意見や相談をどうすれば汲み上げられるか知恵を絞っていきたいとのお話があり、参加者の理解につながりました。

県消費生活センター
渡邉所長
先生とオンライン対談する
参加者

■寄せられた声

  • 男子の脱毛剤とか、女子のプチ整形、賃貸アパートの電気の契約など、具体的な被害を聞けたので子どもに伝えやすいです。被害にあったことをもっと共有できるといいですね。もう少し被害から守られるような法律や仕組みが増えて欲しいです。
  • 子どもたちに同じような目に遭ってほしくないです。まずは先輩である私たち大人が消費者被害を知り、これから成人する子どもたちにしっかり伝えていくことが大切だと思います。188も伝えていきたいです。
  • 坂東先生の「大人になることは、ひとりで何でも判断することではない」との言葉は最も心に響きました。まわりに相談してもよいということを、18歳を迎える方々にぜひ知っていただきたいなと感じました。

●第34回岡山県消費者大会を開催 17団体、約130人が参加、大会宣言を確認しました

 10月26日(火)、第34回岡山県消費者大会が「見つめ直そう!私たちのくらしを、社会を〜コロナ禍を経て考えたいこと〜」をテーマに、オルガホールをメイン会場に、14サテライト会場、およびYouTubeライブ視聴のハイブリッド形式で開催されました。

 主催者を代表して岡山県消団連 堅田裕之代表幹事より、県消団連の取り組み紹介やコロナ禍の社会課題にふれた開会挨拶が行われ、市川洋子幹事の司会により進行しました。

 記念講演「新型コロナ禍で 生活困窮・貧困の現場で起きていること」では、NPO法人ほっとプラス理事 藤田孝典先生より、「生存のためのコロナ対策ネットワーク」の活動で、相談者の多くが労働問題に起因した生活困窮であること、女性相談の多さが顕著で特に若年層が多いこと、外国人労働者への影響も大きいことから、すべての人が安全に暮らせる社会をつくるために今重要な局面であることが報告されました。男女間の賃金格差やひとり親世帯の貧困、高齢者の貧困の実態は深刻で格差はさらに広がり、コロナ禍をきっかけに日本社会を変えていくため、現場の声を制度・政策に反映していくことが求められていること、SNSを駆使しない運動は広がらない、とにかくすべきことを臨機応変にすすめることが大切といったお話があり、「ひとりひとりが声を上げる運動が大きくなることで社会情勢を変える力になる」「支援も大切だが、労働意欲を持てる社会の実現がとても大切ではないでしょうか」などの感想が寄せられました。

 次に、岡山医療生協より「なんでも相談の取り組み」紹介があり、一人ひとりに寄り添い、必要な社会保障を地域の声から考え、地域とともに取り組みたいとの報告がありました。新日本婦人の会岡山県本部は「平和とジェンダー平等を求めて」をテーマに、子どものいのちと学び・発達を守るため、学校に生理用品を無料で常備する申入れを行い実現できたことなどが紹介されました。こくみん共済coopは「地域貢献活動報告」としてスマホやVRを使った防災・減災活動の取り組み事例などの紹介がありました。3団体の活動報告には、コロナに負けずさまざまな活動に取り組まれていることを知り自らの活動の元気につながったという声が多数寄せられました。

 最後に、岡山県消団連幹事団体 母親連絡会の片山純子さんより、第34回岡山県消費者大会宣言(案)が提案され、拍手で確認し採択されました。

●「消費者月間講演会」を開催し、日常のお金に関わる生活の新しい方式やつきあい方について学びました。

 延期になっていた「消費者月間講演会」を3月23日(火)に、消費者ネットおかやまと県消団連の主催、岡山県との共催で開催しました。オルガ会議室の会場参加とYouTubeライブ配信のハイブリッド型学習会として開催し、合わせて57人が参加しました。

 テーマは「これからどうつきあっていく? With銀行・金融商品・キャッシュレス」と題して、大阪府金融広報アドバイザーの大久保育子消費生活相談員に講演いただき、私たちの日常のお金に関わる生活が新しい方式や新しいつきあい方に変わってきている中、何がどのように変わろうとしているのか、その特徴や問題点は何かなどについてわかりやすく話していただきました。最初に地銀の統合促進やメガバンクの業務効率化など合理化が進む銀行とのこれからのつきあい方として、銀行口座の整理の他、金融リテラシーとともに情報リテラシーを磨く必要があることなど、わかりやすく解説した後、キャッシュレスとのつきあい方として、キャッシュレス決済の種類と特徴の説明やキャッシュレス決済利用の注意点として、決済方法により適用法律が違うことからトラブル時のルールが異なることを具体的な事例をもとに解説がありました。また、金融商品に関してはトラブル事例から問題点を浮き彫りにする中で、手数料や単利と複利などポイントとなる点などについて学びました。

 参加者からは、「このような内容での講演会は初めてだったので、大変勉強になった。とても中身が濃いものだったので、この続きを聞きたいと思った」など感想が寄せられました。

●第33回「岡山県消費者大会」

14団体242名の参加で開催、大会宣言を確認!

 10月31日(木)オルガホールにて、第33回岡山県消費者大会が「憲法について、わかりやすく、学びましょう」をテーマに、14団体242名の参加で開催されました。

小熊 竹彦氏

 主催者を代表した岡山県消団連近藤清志代表幹事(県生協連会長)の開会挨拶の後、第一部の講演では、生協総合研究所の理事で事務局長の小熊竹彦氏から、「憲法って何?憲法改定のポイントは?」をテーマに、憲法とは何か、憲法改定の焦点について、クイズも交えてわかりやすく解説していただきました。①立憲主義②第9条と自衛隊③緊急事態条項の3つのキーワードがポイントとなっていて、ここを理解することが大切であると話され、立憲主義の本質は、憲法によって国家の権力を制限するという考え方であり、国民が国家を縛るためのルールであるということ、憲法論議の争点となっている点として、2015年に集団的自衛権の行使容認、後方支援の範囲拡大、PKOでの武器使用が可能になるなど自衛隊の性格が根本的に変わったことを念頭におき、第9条の改定論議を考える必要があること、また、緊急事態条項も争点となっており、内閣総理大臣の権限でほぼ無制限に緊急事態が宣言でき、内閣に権力を集中することは、過去の世界や日本の暴走事例からも憲法の基本的なあり方に関わる重要な問題として考える必要があることを話されました。最後に、今後に向けて、大切なこととして、①学習すること②話し合うこと③意思表示をしていくことの3点を強調されました。

松元 ヒロ氏

 第二部の公演では、芸人でパントマイマーの松元ヒロ氏による、ひとり芝居「憲法くん」を鑑賞しました。軽妙な語り口とパフォーマンスで笑いの絶えないステージの中、最後の演目として演じた「憲法くん」は、憲法の本質や憲法を守ることの大切さがひしひしと伝わる、力のこもった感動的なステージとなりました。

 今まで、学校で少し勉強したぐらいだった「憲法」について、「わかりやすく」、かつ「楽しく」憲法を学ぶことができたとともに、一人ひとりが憲法改定について、自分なりに考え始めるきっかけになったのではないかと思う消費者大会になりました。

 最後に、岡山県消団連幹事でおかやまコープ全体理事の金高さおりさんより、第33回岡山県消費者大会の大会決議案が提案され、満場一致の拍手で確認された後、消費者大会を終了しました。

寄せられた参加者の感想は以下のとおり

  • わかりやすい講演で、たいへん勉強になった。今後、学習する事の必要性と意欲を受け取りました。
  • 複雑で難しい問題を短時間で、ポイントを押さえ、「頭に残るように」話していただき有難かったです。
  • 今までに聞いた憲法の話の中で一番簡潔でわかりやすかったと感動した。井戸端会議で話せそうだ。
  • 学習する大切さを痛感したので、これから友人とのおしゃべりの中に憲法の話を取り入れたい。
  • 学習すること、話すこと、自分の意思を持って行動することが大切なことを改めて感じました。
  • 日ごろから知っているつもりでも知らない事ばかり。「憲法を変える」ことの持つ意味がわかった。
  • 憲法改定するかどうかは、私たち国民一人ひとりの意向が反映されるものでなければならないと思います。そのためにも、学習して知ることが大切だと感じました。
  • こんなに笑ったのは久しぶりです。笑いの中で憲法の大切さを学ぶことができてとてもよかった。
  • 講演と公演の二階建ての内容で、とても得した気分です。忘れられない、充実した良い時間になりました。

●第32回岡山県消費者大会

17団体213名の参加で開催、大会宣言を確認!

近藤幸夫代表幹事

 10月30日(火)オルガホールにて、第32回岡山県消費者大会が「時代を読み解く、今、伝えたい真実」をテーマに、17団体213名の参加で開催されました。

 主催者を代表して岡山県消団連近藤幸夫代表幹事(弁護士)より、県消団連の果たしてきた役割や消費者大会が32回目を迎えたこと、この間、くらしを守る学習や取り組みを進めてきたことに触れた挨拶がありました。

望月衣塑子氏

 続いて第一部の講演では、東京新聞社会部記者で、ジャーナリストの立場から、今、日本で起こっていることの真実を伝える講演や執筆活動を精力的に行っている望月衣塑子氏より、「新聞記者の目に見えているもの〜今、伝えたい真実〜」をテーマに、身振り手振りも交えながら、エネルギッシュにお話していただきました。メディアの役割は「権力の監視、チェック」であり、新聞記者としての自分のテーマが「権力側が隠そうとすることを明るみに出すこと」と説明がある中、次々と安倍政権下で進んでいる米国製の武器輸入と武器輸出の実態や未だ何が真実かわからない森友問題、加計問題の尽きない疑惑の数々を記者の取材と体験にもとづいた観点から話されました。問われるメディアの役割を自問自答しながらも発揮しようと奮闘する姿や「萎縮してはいられない」とジャーナリストとしての信念を強く貫く姿に感銘を受けるとともに、我々消費者一人ひとりが、政治や社会に関心を持ち、有権者としての一票を行使することが大切であり、必要なことを学びました。

吉田光臣副部長

 第二部の特別報告では、「西日本豪雨災害への対応と今後の被災者生活支援に向けて」と題して、岡山県社会福祉協議会地域福祉部の吉田光臣副部長より報告していただきました。社会福祉協議会についての説明の後、7月に発災した西日本豪雨災害での岡山県の被災状況として、住宅被害や避難所開設、仮設住宅入居状況などについて、また、県内の災害ボランティアセンター設置やボランティア活動状況と災害支援の流れなどについて説明がありました。さらに、今後の被災者の生活支援(復興支援)としては、被災者見守りと相談支援体制へ移行していくことや「地域支え合いセンター」を設置して様々な支援を進めていくことなどの報告があり、今後も息の長い協力、支援が必要なことを参加者で共有化しました。

 最後に、岡山県消団連代表幹事でJA岡山県女性組織協議会の佐野廣子さんより、第32回岡山県消費者大会の大会決議案が提案され、満場一致の拍手で確認された後、終了しました。

●第31回岡山県消費者大会
1.日 時:
2017年10月31日(火)10:00〜12:30
2.会 場:
オルガホール(岡山市北区奉還町一丁目7-7) 086−256−7244
3.日 程:
10:00〜 開会挨拶
 
10:05〜 記念講演

講演テーマ:「憲法と私たちのくらし 〜憲法のめざすもの」

講師:伊藤 真さん(弁護士)

 
11:40〜 休憩
 
11:55〜 団体報告
  • 岡山医療生活協同組合
  • 新日本婦人の会岡山県本部
  • 岡山県労働者福祉協議会
 
12:25〜 大会宣言
 
12:30  終了
4.お問合せ先:
岡山県消費者団体連絡協議会事務局
 
岡山県生活協同組合連合会(榊、遠藤)
 
TEL:086-230-1315
●消費者月間記念学習講演会を開催します
日   時:
2015年6月6日(土) 14:30〜16:30
会   場:
岡山県立図書館2階多目的ホール (岡山市北区丸の内2-6-30)
日   程:
14:30〜 開会挨拶
 
14:35〜  健康食品等相談事例、被害について 県消費生活センター
 
14:50〜  講演「あふれる健康食品、サプリメントの実態と私たちの食生活」

講師:槇尾 幸子さん

(元中国学園大学現代生活学部人間栄養学科准教授)

 
16:30〜  終了
主   催:
岡山県消費者団体連絡協議会、NPO法人消費者ネットおかやま
後   援:
岡山県
託   児:
なし(お子様も一緒にお入りください)
参加費:
無料
募   集:
100名程度、6/1(月)または、定員になり次第締め切ります。

参加申し込み・お問合せ先:

岡山県消団連事務局(県生協連内)

TEL(086)230−1315

●消費者月間記念学習講演会を開催します
日   時:
2014年6月7日(土) 15:00〜16:45
会   場:
ピュアリティまきび 2階孔雀 (岡山市北区下石井2-6-41)
日   程:
15:00〜  開会挨拶
 
15:05〜  講演「食の偽装問題と食品表示法、景品表示法

〜消費者からみたメニュー、食品表示の見方と活用〜」

講師:森田満樹さん(FOOCM.NETライター)

質疑

 
16:45〜  終了
主   催:
岡山県消費者団体連絡協議会、NPO法人消費者ネットおかやま
託   児:
なし(お子様も一緒にお入りください)
参加費:
無料
募   集:
100名程度、6/2(月)または、定員になり次第締め切ります。

参加申し込み・お問合せ先:

岡山県消団連事務局(県生協連内)

TEL(086)230−1315

●消費者月間記念学習講演会を開催します
日   時:
2013年6月1日(土) 15:00〜17:00
会   場:
岡山県立図書館 2階多目的ホール (岡山市北区丸の内2-6-30)
日   程:
15:00〜  開会挨拶
 
15:05〜  最近の相談状況

水野洋子さん(岡山県消費生活センター所長)

 
15:20〜  講演「だましのテクニックとだまされないテクニック」

加藤進一郎さん(弁護士、日弁連消費者問題対策委員会委員)

 
16:45〜  閉会挨拶
主   催:
岡山県消費者団体連絡協議会、NPO法人消費者ネットおかやま
託   児:
なし(お子様も一緒にお入りください)
参加費:
無料
募   集:
100名程度、5/27(月)または、定員になり次第締め切ります。

参加申し込み・お問合せ先:

岡山県消団連事務局(県生協連内)

TEL(086)230−1315

●消費者月間記念学習講演会を開催します
日         時:
2012年6月2日(土) 15:00〜16:30
会         場:
岡山県生涯学習センター 視聴覚室 (岡山市北区伊島町3-1-1)
講演テーマ:
(仮)「食の安全安心・正確な情報収集と選択」について
講         師:
松永 和紀さん(科学ライター、フーコムネット編集長)
日         程:
15:00〜  開会挨拶
 
15:05〜 (仮)「食の安全安心・正確な情報収集と選択」について
 
16:20〜  質疑
 
16:25〜  閉会挨拶
主         催:
岡山県消費者団体連絡協議会、NPO法人消費者ネットおかやま
託         児:
有り 1歳6ヶ月以上・1人100円(事前予約)
参   加   費:
一般600円(岡山県消団連加盟団体の会員・組合員、NPO法人消費者ネットおかやまの会員は無料)
募         集:
100名程度、5/25(金)または、定員になり次第締め切ります。

参加申し込み・お問合せ先:

岡山県消団連事務局(県生協連内)

TEL(086)230−1315

●蛍光管の適正処理をめざすフォーラム2011inおかやまのご案内

主催:NPO法人コンシューマーズ京都

共催:岡山県消費者団体連絡協議会

(財)おかやま環境ネットワーク

 蛍光管はごみとして出すとき「われる」「かさばる」「水銀が含まれる」ということで、排出する消費者・市民にとっても、処理にあたる自治体にとっても、なかなかやっかいな物です。また、事業所から排出される蛍光管の適正処理も課題です。

 この蛍光管の適正処理に向けて、自治体・事業者・市民の努力が各地で始まっています。

 このようななかで、「蛍光管の適正処理をめざすフォーラム2011 in おかやま」を下記の通り開催いたします。

1.日   時:
2011年11月12日(土) 10:00〜12:30
2.会   場:
オルガ5階スカーレット(岡山市北区奉還町一丁目7-7)
3.定   員:
50名
4.プログラム:
第1部  講演「我が国の水銀規制の現状と課題」
 

講師:貴田晶子さん(愛媛大学客員教授)

 
第2部 事例報告
 

報告1「蛍光管の適正処理のために」

 

NPO法人コンシューマーズ京都

 

報告2「蛍光管リサイクルの現状と課題」

 

野村興産

 

報告3「岡山市の蛍光管リサイクルの取組み」

 

岡山県消費者団体連絡協議会

5.参加費:
無料
6.その他:
(1)11月4日(金)までにお申し込みください。
 
(2)申し込み・問い合わせは県消団連事務局までお願いします。
 

担当/安場、遠藤

 

TEL086-230-1315

 

FAX086-230-1317

※このフォーラムは平成23年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。

●第25回岡山県消費者大会のご案内

 東日本大震災、東電福島第一原発事故後半年が経ち、被災地の復興と事故の一刻も早い収束が喫緊の課題となっています。と同時に、すべての消費者・生活者のくらしの今後に、被災教訓を活かすことができるかどうかも大きく問われています。今年の消費者大会は「再生可能エネルギー」について理解を深め、また構成団体からは「震災支援」についての報告が予定されています。

 本大会が消費者のくらしをめぐる視点から問題を指摘し、その意義をあらためて共有する場となることを期待し、多くの皆さまの参加を呼びかけます。

1.日   時:
2011年10月21日(金) 10:00〜12:30
2.会   場:
オルガホール(岡山市北区奉還町一丁目7-7) 086−256−7244
3.規   模:
180名程度
4.日   程:
10:00〜10:05  開会あいさつ
 
10:05〜11:20  テーマ(仮)「再生可能エネルギーの展望と電力問題」
 
講師:浅岡 美恵さん(NPO法人気候ネットワーク代表・弁護士)
 
11:20〜11:40  質疑
 
11:40〜12:25  団体報告
 
12:25〜12:30  消費者大会宣言朗読
 
12:30〜      終了
 
閉会後 昼食
5.参加費:
一般参加者は600円(昼食はありません)
6.託   児:
1歳半以上、事前予約要、無料
7.その他:
(1)10月14日(金)17時までにお申し込みください。
 
(2)申し込み・問い合わせは県消団連事務局までお願いします。
 

担当/安場、遠藤

 

TEL086-230-1315

 

FAX086-230-1317

●第24回岡山県消費者大会および、蛍光管の適正処理をめざすフォーラムinおかやまのご案内

 政権交代後、安心して暮らしやすい社会の実現に向けて、国民の期待は大きいものがあります。それは、年金、医療、福祉など社会保障問題から環境保全、農・林・漁業の問題、教育問題、核問題、憲法問題などにわたっています。

 このような中で、今日、政府の唱える「強い経済、強い財政、強い社会保障」に対して、日本の「財政と税」の現状、その「仕組みとあり方」などについて、国民の関心はかつてなく高まっています。

 今回の消費者大会は、このような関心事について、「学び考える」一つの機会として開催されます。また、消費者大会につづいて、「資源・環境」問題でもある『蛍光管の適正処理をめざすフォーラムinおかやま』も開催されます。

 多くの皆さまの参加を呼びかけます。

日時:
2010年10月26日(火) 10:00〜12:30
会場: オルガホール(岡山市北区奉還町一丁目7-7) 086−256−7244
講演:

(仮)「日本は本当に財源不足か?」

〜これからの「税」と「社会保障」を考える〜

講師:唐鎌 直義さん(専修大学経済学部教授)

日 程:
10:00〜10:05 開会あいさつ
10:05〜11:20 講演
11:20〜11:25 消費者大会宣言朗読
11:25〜11:30 休憩
11:30〜12:28 蛍光管の適正処理をめざすフォーラムinおかやま
報告「なぜ、蛍光管の適正処理が必要なのか」
講師:原 強氏(NPOコンシューマーズ京都理事長)
報告「蛍光管のリサイクルの現状と課題」
野村興産株式会社
報告「岡山市の蛍光管リサイクル」
岡山市環境局 環境事業課
意見交換
12:30 閉会
参加費: 一般参加者は無料(昼食はありません)
その他: (1)10月19日(火)までにお申し込みください。
(2)申し込み・問い合わせは県消団連事務局までお願いします。
託児: 1歳半以上、事前予約要、無料
担当/安場、遠藤
  TEL086-221-4302
FAX086-221-4343
●消費者月間記念講演会を開催します
日  時: 2010年5月22日(土)13:30〜15:30
会  場: オルガホール(岡山市北区奉還町1-7-7)
講演テーマ: (仮)「消費者被害を防ぐために」 〜今、私たちにできること〜
講  師: 堺 次夫さん(悪徳商法被害対策委員会会長)
☆講演の前に県消費生活センター 中田行一所長より最近の相談事例の特徴等の報告があります。
主  催: 岡山県消費者団体連絡協議会
託  児: 有り 1歳六ヶ月以上・無料(事前予約)
参加費: 一般600円
岡山県消団連加盟団体の会員およびNPO消費者ネットおかやまの会員は無料
お問合せ: TEL(086)221-4302
締め切り:5月14日(金)
●第23回岡山県消費者大会のご案内

 今年の県消費者大会では、「消費者問題」を取り上げることになりました。
 消費者自身のくらしを守るために、自立し、協同して、県内の消費者運動が発展していくことを願って、第23回岡山県消費者大会へ多くの方々が参加されるよう呼びかけます。

日  時: 2009年10月30日(金)10:00〜12:30
会  場: オルガホール(岡山市北区奉還町一丁目7−7)086-256-7244
日  程: 10:00〜10:05 開会あいさつ
10:05〜10:40
公演(仮)「くらしの安心!消費者被害に遭わないぞ!」
グループ「ももばぁ〜じゃ」
10:40〜11:15
活動報告(JA岡山県女性協、医療生協(岡山・倉敷)、おかやまコープ)
11:15〜12:25 公演(仮)「消費者に軸足を!これからの政治と消費者団体の役割!」
出演:松元ヒロさん(パントマイマー)
12:25〜12:28 消費者大会宣言朗読
12:28〜 閉会あいさつ
参加費: 一般参加者は、資料代等として600円
託  児: 1歳半以上、事前予約要、無料
その他:
(1) 10月22日(木)までにお申し込みください。
(2) お問い合わせは県消団連事務局までお願いします。
担当/安場、遠藤
TEL086-221-4302
●消費者月間記念講演会とNPO法人消費者ネットおかやま総会のご案内
講師に弁護士の宇都宮 健児 さんを迎えて

消費者月間記念講演会を開催!

日  時: 6月6日(土) 13:30〜15:15
会  場: 岡山国際交流センター2階国際会議場
講演テーマ: (仮)「今、消費者のくらしは!貧困問題は! 社会システムの充実を考える!」
☆講演の前に、県消費生活センター佐藤秀樹所長より、県内相談事例等の報告があります。
主  催: 岡山県消費者団体連絡協議会
共  催: NPO法人消費者ネットおかやま
託  児: 有り 1歳6ヶ月以上のお子様(事前予約)
参加費: 一般 800円
岡山県消団連加盟団体の会員およびNPO法人消費者ネットおかやまの会員は無料
お問合せ: TEL:086−221−4302

 

同会場にて、15:30より

NPO法人消費者ネットおかやま総会が開催されます
・・・消費者月間記念講演会にご参加の方は、ひきつづき総会にもご出席ください・・・

 なお、総会に先立ち、消費者支援機構関西(内閣府認定の適格消費者団体)より、消費者団体訴訟制度に基づいて、3月4日に初めて和解成立した訴訟事案等について、お話しをうかがえる予定です。

●第7回消費者被害なんでも相談会(無料)案内
日 時: 2009年5月16日(土)10:00〜15:00
弁護士、司法書士、建築士、消費生活相談員などの専門家がお応えします。

会場で相談の場合: きらめきプラザ(旧国立病院)5階研修室  岡山市北区南方2-13-1
電話で相談の場合: 086-801-3303(当日のみ)
事前の問い合わせ: NPO法人消費者ネットおかやま
岡山市北区下石井1-1-3 日本生命岡山第二ビル8階
(岡山県消費者団体連絡協議会内)
TEL:086-221-4302
●第22回岡山県消費者大会【10月31日(金)オルガホール】
↑来賓のご挨拶

 参加者は15団体228人
 大会では、県消団連の安場 靖代表幹事の挨拶につづいて、来賓の岡山県農業協同組合連合会中央会の宮本 芳郎専務理事よりご挨拶をいただきました。

 記念講演は、「日本の食料自給率は上げられるか」〜消費者と生産者の絆の強化〜と題して、鈴木 宣弘さん(東京大学教授)のお話し。
 後半は 三井造船生協(地場野菜の供給拡大)、おかやまコープ(家庭でてきる野菜づくり)、県JA女性協議会(生産者の主張〜寸劇デモ行進)の活動報告が行なわれました。

↑講演中の鈴木 宣弘先生

 鈴木先生は、WTO農業協定に係わるルール・交渉の限界、日本の食料市場の閉鎖性と農業過剰保護論の問題、欧米輸出国の手厚い国内農業支援策、国土環境や健康への影響などについて詳しく解説されました。今後は、経済効率だけの貿易自由化ではなく、国家安全保障、地域社会、環境・健康への影響などを含めた農業の価値を消費者に知ってもらうことが生産者支援の国民的合意のカギをにぎっている。

 長期的に失うものの大きさも総合的に考えて将来の方向を見出すべきで、生産者と消費者の絆を強めていくことが急務と述べられ、スイス等諸外国の現状を織り込みながら、消費者の購買行動を見直し、農業補助金を含む予算執行上の問題も検討されるべきだとも問題提起されました。

 充実した資料と熱のこもったお話しに、参加者からは、「時宜に適い、普段の報道では知り得ないことがわかり勉強になった」「目からウロコが落ちる思い」「資料を活かしたい」などの感想があった反面、質疑時間をもっととって欲しかったなど運営上のいくつかの指摘もありました。

 大会は、(1)金融危機から家計や中小企業・協同組合の経営を守る万全の措置、(2)食料自給率を高めるための生産者・流通業者・消費者の協働と実効性ある施策、(3)「消費者庁関連三法案」の真の消費者保護のための法制化、を国にもとめることを趣旨とする岡山県消費者大会宣言が読み上げられ、最後に県消団連の藤原 忍代表幹事(JA県女性協会長)の閉会の挨拶で締めくくりました。

↑熱心に耳を傾ける228名の参加者
三井生協の報告 おかやまコープの報告 JA女性協の寸劇
●第22回岡山県消費者大会のご案内

 今年の県消費者大会では、「食料問題」を取り上げることになりました。
 世界的な食料不足の影響が現れているもとで、日本の農業・食の未来を希望あるものとするために何をなすべきか、国民の関心が高まっています。
 「日本の食料自給率は上げられるか」、農業を基幹産業として育むにはどうすればよいか、講師のお話を通して、日本の食と農について、学び・交流する機会にしたいと思っています。
 消費者自身のくらしを守るために、自立し、協同して、県内の消費者運動が発展していくことを願って、第22回岡山県消費者大会に多くの方々が参加されるよう呼びかけます。

日 時: 2008年10月31日(金) 10:00〜12:30
会 場: オルガホール(岡山市奉還町一丁目7-7) 086−256−7244
講 演: (仮)「日本の食料自給率は上げられるか」
講 師:鈴木 宣弘さん 
    東京大学大学院農学生命科学研究科
    農学国際専攻国際環境経済学研究室教授
日 程: 10:00〜10:05  開会あいさつ
10:05〜10:10  ご来賓あいさつ
10:10〜11:40  講演
11:40〜11:50  質疑
11:50〜12:25  活動報告(三井造船生協、おかやまコープ、JA岡山県女性協)
12:25〜      閉会あいさつ
参加費: 一般参加者は、資料代等として600円
託 児: 1歳半以上、事前予約要、無料
その他: (1)10月23日(木)までにお申し込みください。
(2)お問い合わせは県消団連事務局までお願いします。
  担当/安場、遠藤
  TEL086-221-4302
  FAX086-221-4343
●消費者被害なんでも無料相談会ご案内
日 時: 2008年4月5日(土)10:00〜14:00
弁護士、司法書士、建築士、消費生活相談員などの専門家がお応えします。
会場で相談の場合: きらめきプラザ(旧国立病院)5階研修室  岡山市南方2-13-1
電話で相談の場合: 086-803-3424
事前の問い合わせ: 消費者ネットおかやま
岡山市下石井1-1-3 日本生命岡山第二ビル8階
(岡山県消費者団体連絡協議会内)
TEL086-221-4302

●「消費者被害なんでも相談会」を行いました。連絡会期を含め、通算第4回目となります。

 11月17日(土)10時〜15時まで、きらめきプラザ5階の消費生活センター研修室(相談ブース3、受話器2)において開催。
 弁護士3人 司法書士3人 建築士2人 消費生活アドバイザー2人の専門家のほか県消団連・生協より4人の計14人が対応しました。
 
県下11以上の市町村から、電話で19件、来所11件の相談者がありました。

●第21回岡山県消費者大会が10月26日(金)に開催されました

 「年金問題」の高い関心もあって、参加者は15団体230名を超えました。
 今回は、「権利としての年金」〜年金記録問題の解決とこれからの年金制度を考える〜」と題して、杉崎 伊津子さん(年金講師)にお話をいただきました。
 杉崎さんは、元社会保険事務所職員の立場から、今日の「年金」についての「記録」や「制度」の問題点、憲法に明記されている国民の生活保障に年金の果たす役割は大きいこと、今日の年金問題をチャンスとして、これからの制度充実を図っていきましょうと呼びかけられました。
 寄せられたアンケートでは、「時宜に適い、これまで知らなかったことがわかり勉強になった」「普段報道されない職場から見た今日の年金問題、特に、職員の苦労がよくわかった」「資料をじっくり見てもっと勉強したい」という感想があった反面、「職員の立場を擁護した話しが目立ち、期待していた年金制度そのもの、支給手続きなどの問題点やその解決に向けての話しが少なかった」という意見もあり、受け止め方は多様でした。また、質疑時間をもっととって欲しかったとの意見もありました。

●消費者被害なんでも無料相談会ご案内
日 時: 2007年11月17日(土)10:00〜15:00
  弁護士、司法書士、建築士、消費生活相談員などの専門家がお応えします。
会場で相談の場合: きらめきプラザ(旧国立病院)5階研修室  岡山市南方2-13-1
電話で相談の場合: 086-235-3035
事前の問い合わせ: 消費者ネットおかやま
岡山市下石井1-1-3 日本生命岡山第二ビル8階
(岡山県消費者団体連絡協議会内)
TEL086-221-4302
●岡山県消費者大会開催“地域づくり”と“食農教育”をテーマに交流

 「協同組合が地域で果たす役割について考えるきっかけになった」「地域づくりには、多くの人たちと組織の協同がいかに大切か考えさせられた」―地域づくりと食農教育をテーマに、第20回岡山県消費者大会が10月27日、岡山市のオルガホールで約230名の参加のもとに開催されました。

本大会は岡山県生協連のほか、JA県女性組織協議会など13団体で構成する県消費者団体連絡協議会が主催するもので、今回は生協共立社および庄内まちづくり協同組合「虹」の理事長でもある山中 洋さんを講師に迎え、「地域づくりと協同組合の役割」と題して講演いただきました。

 講演では、いつまでも安心して住み続けられるまちづくりをめざした活動―高齢者向けの給食配食や送迎サービス事業への取り組みなど―がわかりやすく紹介され、高齢化社会での地域福祉事業の役割やくらしを支える地域協同施設の必要性、そこで果たす協同組合の課題を学ぶことができました。また、そうした活動に情熱をかける講師の熱意が話の端々から伝わり、参加者も深い共感をもって受け止めていました。

 各団体からの活動報告では、岡山医療生協が寸劇で医療生協が進める「まちづくり」を紹介。楽しくてわかりやすい、素人っぽいところがいつも和ませてくれるという声が寄せられました。また、JA県女性組織協議会からは「母ちゃんの市場は食の発信地―これでいいの、日本の食事情」と題し、日本の食糧自給率の低さや現在の食の安全・安心の事情、そしてJA女性部の直売所や子どもたちへの食農教育の取り組みがわかりやすい資料で紹介され好評でした。さらに消費者団体訴訟制度の受け皿としての役割発揮をめざす消費者ネットおかやま連絡会からは、会の紹介とこの間の取り組み内容が報告されました。

 少子高齢社会を迎える中で消費者と生産者がともに集い、元気な地域づくりやまちづくりを考え、交流した今回の消費者大会は、このように県内の協同組合や団体が各地で多彩な活動に取り組んでいることを改めて確認する場ともなりました。

13団体、230名が参加して開催されました 岡山医療生協が寸劇で活動紹介を行いました

●”消費者なんでも相談会(無料)”が実施される【3月5日(日)10:00〜15:00 きらめきプラザ研修室】

 当日は、岡山弁護士会、司法書士会などの協力で参加いただいた弁護士、司法書士、建築士、大学教官、消費生活センター相談員、生協の職員など20人が集まり、対応しました。
 会場に直接来所の方が9件、電話での相談は7件でしたが内容は多重債務、教材販売契約、不動産、布団訪問販売、ネットオークション、旅行契約、家庭教師トラブル、自己破産対応など多岐におよびました。
 「団体訴権おかやま連絡会」は、先の会合で「消費者ネットおかやま連絡会」に改称、来る7月22日(土)には、同場所・時間で"消費者なんでも相談会(無料)"を実施する予定です。

●「消費者団体訴訟制度」情報交換会を県消団連の呼びかけで開催【6月9日(木)】

 内閣府国民生活局は、国生審消費者政策部会のもとに設けられた「消費者団体訴訟制度検討委員会」での検討に基づいて、とりまとめを行い、「消費者団体訴訟制度の在り方について」を発表しました。

 このような動きのなかで、岡山における消費者・消費者団体は団体訴権制度をどのように考え、協力してできることは何かなどについて情報交換の場がもたれました。11団体より16人が出席され、立法後の「受け皿」組織、消費者教育及び相談機能の意義や必要性などについて、意見が交わされました。今後についても、情報交換と学習(研究)の場として、またパブリックコメント等へ対応できる機能をもった「連絡会」的な「集まり」を継続的にもつこと。併せて県内の他団体・個人へのよびかけも行っていくことを確認しました。

↑消費者にとって原告訴権団体が身近に在ることは大切などの発言

「連絡会」は、岡山弁護士会、岡山司法書士会、岡山大学法務研究科、NACS岡山研究会、岡山県消団連、岡山県生協連が協力し合って運営にあたり、それぞれの団体に連絡窓口を置くこととしています。

●消費者月間学習講演会が開催【6/10(水) オルガホール】(県消団連主催)

 16団体170名の参加のもとで開催されました。講演テーマは、「消費者被害の実情と消費者団体の役割を考える」〜消費者契約法の充実・改正と消費者団体訴訟制度の導入を前に〜と題して、(1)末金絹枝さん(岡山県消費生活センター所長)(2)坂東俊矢さん(京都産業大学法務研究科教授)にそれぞれお話しをいただきました。講演(1)では、いまだに消費者被害が増え続けていることに驚いた。改めて「クーリング・オフ」の話しが参考になった。消費者として情報を集め、一人ひとりが自立し、賢くならなければならないということを再認識した。講演(2)では、「難しい"団体訴権"の事を、素人にも分かりやすく話してくださり、制度の大切さ、必要性が伝わってくるとともに、反面、法制化や制度として確立していくことの難しさが分かったような気がする」、「団体訴権制度検討の現段階で、問題になっていることは何か、今後の課題は何かについて、具体的に解き明かされ、聴く人にとって、大変分かりやすいお話しだった」などの感想が寄せられました。

↑不当請求にご用心!
玄関先に貼っておくのも効きますよ・・と
↑団体訴権を担う適格消費者団体の要件は・・・
と坂東先生

●第18回岡山県消費者大会に13団体240名が参加【10月29日(金)オルガホール】

今回の消費者大会は「消費生活条例を自分たちの手で見直しを」をテーマに開催されました。

県消費生活センター所長の末金絹枝さんから、最近の消費者相談事例の特徴、注意点を中心に、岡山弁護士会の櫻井幸一弁護士(消費者被害救済センター運営委員会委員長)から、消費者基本法の成立と条例改正のポイントなどについてお話いただきました。

櫻井幸一弁護士

講演の後三つの団体から、以下のテーマで活動の報告がされました
 倉敷医療生協・・・「健康づくりについて」
  JA県女性組織協議会・・・「農は国の基・コメは命なり」
    おかやまコープ・・・「食品表示の問題」

●「今なぜ 消費者保護基本法の抜本改正か」
  緊急学習講演会を開催【04年2月】

 消費者保護基本法は、36年ぶりに改正され、今年の6月に「消費者基本法」として制定されました。
 学習講演会はこれに先立って行われたもので、全国消団連事務局長の神田敏子さんより、「消費者の権利の確立」「消費者(団体)の自立支援と役割」「行政・事業者(団体)の責務」などをめぐって、通常国会への上程(案)が検討されているとの状況が話されました。
 結果は、生協など消費者団体や日弁連などが要望していたことが基本的に盛り込まれたものとなりました。



岡山県生活協同組合連合会|岡山市北区奉還町1-7-7 オルガ5階